気をつけて! 留学中に強制帰国にならないために。。

こんにちは! スモールワールドです。

さて先日ですが、学校スタッフさんから、留学中の生徒さんの出席率が悪いとのことで連絡をもらいました。
(警告を受けた生徒さん、わかっていると思うので、直接は言いませんが、学校にはしっかりと行くようにね!)

確かに長く学校に通い続けていれば、学校を休むこともあるでしょう。しかし休みすぎはダメです!
もちろん学費を払っているので無駄にしないこともそうですが、もう一つ重要なことがあります。
それは、学生ビザで留学をしている人は出席率が悪いと強制的に帰国せざるを得ない状況になるかもしれないからです。

以下学校からのメールを一部抜粋しました。
We are unfortunate to let you know that the student has received the first attendance warning letter from us.
The student’s current attendance rate is 73.75 %.
F1 Students must keep at least 80% attendance rate.
After the 2nd and 3rd written warnings are given to the student, we must terminate the student’s I-20 due to falling out of status. The third warning letter is the final notice of termination. By being out of status, the student is no longer permitted to study with ●●. Then, the student can not be eligible for a refund because he did not maintain status. So he must leave the U.S. immediately.

つまりは、これ以上学校を休んで出席率が下がると警告を受けるとアメリカ滞在に必要な効力を持つI-20を失効しなければならず、途中でも強制的に退学となりお金ももちろん返金されません。
なぜそのような厳しい処分になるかと言いますと、学生ビザとして海外に滞在している以上、その生徒さんの本分は勉強になります。 その勉強(学校)を行かないとなると本来の意味を成さなくなるためです。
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厳しいなと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これくらいやってくれた方が本人のためにもなるので自分としてはありがたく思っています。
というのも自分の知る限りでは2007年の秋にとあるカリフォルニア州にある学校が閉校になりました。
理由はその学校の校長が違法にビザの許可を下ろしていたからです。 そのことが発覚してすぐに学校は閉校となりました。 一番の迷惑がかかるのは、その学校に授業料を払って真面目に勉強していた他の学生の方々です。。
お金は返ってこない、学校には入れないと踏んだり蹴ったりです。。
アメリカの学校の大半はこのようなことはないですが、金額やプログラムだけではなくこのような部分も頭に入れて学校選びをする必要がありますね。

最近の学生ビザに関して
最近はアメリカの学生ビザも一昔前ほどすんなりと下りないこともあるようです。
例えばダンスや歌のレッスンに通うために学生ビザを取得する場合、一番の目的をダンスや歌などと応えてしまったために面接で却下されてしまったり実際に事業をされていたり、会社を経営されている方が、なぜ仕事を辞めてまで留学に行かなければならないかを説明ができなくて却下されてしまったりとケースはいろいろあります。
今後学生ビザを申請される予定の方は、気をつけてくださいね。

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アメリカ学生ビザ申請画面

なぜこのように厳しいのか

留学生に選ばれる留学先でビザ申請のために面接があるのがアメリカです
(一応マレーシアもありますがかなり簡易的です)
カナダやオーストラリア、ニュージーなどはオンラインだけで済ますことができます。
これには、やはり外国人の受け入れ(留学生だけではなく移民の方々など)により外国人の方が増えたことにより失業率の増加や犯罪率の増加も関係していると思います。(事実9.11の実行犯が学生ビザでの滞在でした)

幸いにも、留学ステーションからアメリカ留学に出発する方で今の所ビザ面接に却下された方は一人もいません。
唯一ビザ面接を予約したけど面接に姿を見せなかった方もいましたが、後日再度の面接で無事にビザが下りています。  ビザの申請をご自身で進める方は面接前にどなたか詳しい方に確認してもらうといいですね。

ちょっとしたこと

ビザが大事ということが少しでも伝わったら幸いです。 学校にはなるべく休まず通っていただき出席率を下げないようにしなけれならないのですが、そうは言ってもせっかく海外に来たのだから、この機会を利用して色々な場所に足を運びたい!という方もいると思います! そんな時には卒業後の時間を有効に使いましょう!
留学中に通われたいた学校を卒業した後、そのまま日本に帰るのではなく、せっかく海外に来たから最後に色々な街に立ち寄って帰国しようとする方が多くいるのはご存知ですか?
実は学生ビザでは、学校を卒業してからすぐに切れてしまうのではなく何日か猶予期間があります。
ちなみにアメリカは卒業後60日間は滞在できます。

これをGrace Period グレイスピリオドと言います。 このグレイスピリオドを利用していただければ学校に通っていなくてもアメリカには合法的に滞在ができます。ただしこのグレイスピリオドの期間を1日でも過ぎてしまうと違法となり、アメリカに帰ってこれなくなるのでご注意くださいね。

あとはしつこいですが、このGrace Period、あくまでも学校を卒業した方ではないとダメです。
例えば学校を途中でやめてしまった場合はこの60日という期間をもらえません。
留学生の中には大学の付属語学学校に語学留学をされる方もいると思います。生徒さん本人の目標が語学の向上の場合、正規課程には進まずに付属の語学学校のコースで終了する方もいると思います。

その場合は、大学の判断によりますが、学校を途中でやめてしまうと判断されるケースもあります。
大学からすると卒業まで想定して留学に来られているためでしょう。

旅行などを計画した後にこのようなことにならないためにも、事前に学校側に確認しましょう!

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